「家族計画 Re:紡ぐ糸（ディーオー）」のHシーンについて　その2
半グレって良いよねぇ。
無理するところが良い。
ワルぶってうれしくても笑わないところが良い。
時にはフウゾクのおねーさんのような態度、サイコーです。

若かった。
体の相性が良かったせいもある。
それも、勘違いを深める原因だったと思う。
準「……今日は、どこ？」
司「考えてある」
準「……人に見られないところね」
そういうハプニングが、先日あったのだ。
司「大丈夫、保証する」
準の手を引いて、その場所に連れ出す。
屋上……夕方
準「……」
司「ここなら、誰にも見られないだろ？」
準「前から思っていたけど……沢村くんって……」
微妙に軽蔑の宿った視線で俺を見た。
司「な、なんだよ……仕方ないだろ、俺の家なんて使えないんだから」
準「やることが変態っぽい」
ぐさり
司「う……」
準「……ベッドもないよ」
司「ああ、違うって。ここじゃなくて……あっち」
天を指さす。
準の視線がそれを追う。
準「ああ……」
呆れ混じりの声だった。
司「好きだろ、あそこ？」
準「……別に好きってわけじゃあ……」
準「一人になれるから……」
そう言って、準は梯子に手をかけた。
……。
下着、見えた。
下に俺がいるのに、まったく気にする様子はなかった。

中略
準「はぁぁん…あはぁん……んん、ぁぁん、もう…きて…」
準がもだえ始めている。
待ってろ、今すぐ行くぞ準。
準「んっ！」
深く入れると、準は甲高い悲鳴をもらした。
小刻みに動く。
準「ああ……」
吐息。
大きく腰を突き入れる。
準「ああぁぁぁ」
不自由な姿勢が、もどかしい。
それでも動き続けると、準の呼吸はたちまち乱れていった。
司「痛くない、よな？」
準「……はぁ……はぁ……」
潤んだ瞳で俺を見上げるだけで、何も言おうとしない。
司「い、痛むのか？」
準「……」
長距離走を終えた選手のように、ぼんやりと呼吸を整えようとしている。
極度の陶酔状態にも見える。
司「……」
ゆるゆると、少し腰を前後させる。
不自由な体勢と場所なせいか、俺もいつもより強い疲労に苛まれてた。
その反面、普段よりずっと強い興奮も感じていた。
動きが次第に速まる。
準「あぁ」
司「準」
準「あ、あぁぁ、あっ」
汗ばんだためか、準の首筋から立ち上る体臭が、俺の鼻孔をくすぐる。
司「どんな感じ？」
準「……ん……知らない……」
と言いつつも、俺に合わせて腰を振る。
気持ち良くなってる証拠じゃないか。
司「もっと動くけど」

半グレ、い～よぉ……。
カラ元気だけはスゴイから、さらりと言えば、弱みを見せたくないので、頷くかも？
「別に良いけど…」とか良いそう。
ビン！　もう一回できるかも。（店長代理　劉さん風）